摩天楼の羊

ふやけた林檎をかじってしまったような毎日は
違和感で限界さ
世の中の裏側に
知らんぷりなど小賢しい
死ぬまで抗えない気味悪さ

ひとつでも本当を叫び
まずは脱出そうとしたい
救いを求めたい

賞賛と中傷に紙一重の差は無い
そうさ気にしていてもムダなこと

ひとつでも現実に石を投げて
すぐにはとどかない
放り出しはしない

常識という
羊のふりしたワルが
摩天楼にとどろくオキテでも
はるか上空で見下ろせるものさ
そしていつか
ボクはボクと知り合うだろう

だって情愛にも計算が絡んでくる
夢は
摩天楼の哀しみにまみれる
だけど
ひとひらの希望が舞い降りれば
そして いつか
ボクはスピードを上げて
駆け抜けていくよ

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