掌中の珠

ここから先に進む為に
大事な人が邪魔になったとして
僕はきっと歩みを止めるだろう
臆病と嗤うならそれもいいさ

悲しい詩ばかり綴る僕は
少しずつ増えていく
本当にかけがえの無いものに気付けない
小さな人間だけど

君じゃない誰かを傷つけても
ただ一人の涙を見なくて済むのなら
ただほんの少し後ろめたく感じたりするけれど
曖昧で不確かなものでもない
目の前のちゃんと形として存在するもの
これ以上でも以下でもないんだ

ひとつひとつ育てた欠片が
どれか一つ間違っていたとして
それはそれで僕は幸せだと言うんだ
何度も言うんだ 言うんだ

君じゃない誰かを傷つけても
ただ一人の涙を見なくて済むのなら
ただほんの少し後ろめたく感じたりするけれど
曖昧で不確かなものでもない
目の前のちゃんと形として存在するもの
これ以上でも以下でもないんだ

確かにここにあるんだ
×