扉の矛こう

いっそ 出会わなければ 僕は僕でいられた
目覚める度 君の心の行方探している

いっそ このまま君と 二人だけの扉を開けたら
こんな胸の痛み 消えていくのに

どれだけ強く君を抱きしめても 心まで届かなくて
どれだけ深く愛を刻んでも 二人で夜を越せない

きっと 気づかなければ 僕は僕でいられた
君の瞳に映る姿 信じれなくて

今君といることは真実なのに 恋人と呼び合えなくて
手を振って離れてくその笑顔は 僕一人のものじゃない

報われない愛なんて 今もう捨てて
結ばれないと分かっているはず
今君は誰といるの? 温もり置いたまま…

どれだけ強く君を抱きしめても 心まで届かなくて
どれだけ深く愛を刻んでも 二人で夜を この夜を

今君といることは真実なのに 恋人と呼び合えなくて
手を振って離れてくその笑顔は 僕一人のものじゃない
僕一人のものじゃない…
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