最上川恋唄

女がひとり 夜汽車にゆられ
帰って来たのよ みちのくに
都暮しに 疲れはて
あなたに逢いたい もう一度
涙でながめる 最上川

庄内おばこ 少女の頃に
誓った約束 忘れたの
もしも許して くれるなら
私の命が ある限り
あなたに尽して 生きたいの

酒田の街に もうじき着くわ
あなたが送って くれた駅
どうか叱って 思い切り
そのあと優しく 抱きとめて
静かに流れる 最上川
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