恋の酒

あんなにいい女(おんな) ふたりといない
なんで消せよう恋の 恋の火を
未練ごころを 拳でたたき
叱る 叱る 叱る男の 男の涙
月よ、照らすな 露地裏屋台

好きだと抱いたら すむことなのに
肩で泣いてた女(ひと)は 人の妻
つのる想いに この身をこがし
あびる あびる あびる男の 男の酒を
とめてくれるな 露地裏屋台

どうにもならない この世の運命(さだめ)
酔ってせつない恋の 恋の酒
惚れていたんだ おまえにひとり
ばかな ばかな ばかな男の 男のこころ
酒よ、せめるな 露地裏屋台
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