西の太陽 東の野薔薇

私へと踏み込もうとする存在よ
なんて哀れなの…

この右手が綴る言葉は
そぅ 誰のものでもないわ
今 美しくこの身体の底で
息をする 深い自我は
どんな まやかしにも
枯れることはないの

感情が築く世界へと踏み込もうとする
浅はかなものよ…この声に枠などないわ

足元を広げたこの意識は
歌うことを 今日も悦びにして
かけがえのないものへの
愛をも磨いてゆく
どんな力にも滅びる事はなく

黄昏と甘いブルースは この肌の奥に
生き続けている…この声に枠などないわ

感情が築く世界へと踏み込もうとする
浅はかなものよ…この声に枠などないわ
黄昏と甘いブルースは この肌の奥に
生き続けている…この声に枠などないわ
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