明日の篝火

さぁ今 翳せよ 焔(ひ)のかぎり
(Wo Oh 散りゆけども) (Wo Oh 果てまで)
(Wo Oh 今を焦がせ) (Wo Oh 疾走)

“よどみに浮かぶうたかた”(この世は)
誰かがそう詠んだ日々の成れの果て
(ここは永遠 諸行無常か? 丁々発止の 戦場…上等!)

袈裟懸けに振り抜いて 誰も彼も散らそうか?
阿修羅の血に 酔って候
侭よと、もつれ込んで

交わす劇もまた うつつの夢模様

乱れ散る灯火 曼珠沙華を咲かせて 燃え落ちる その様を見せろ
挑むなら そのまま 塵屑につらなれ
この道を塞ぐ者なかれ
剣の舞う 祭囃子
踊れ 踊れ 運まかせに
いざや! たけなわぞ浮世の宴

驕れる者の行く手は (どちらか?)
気づいたときはもうすでに 是非もなし
(ここは永遠 諸行無常か? 伸るか反るか…栄枯盛衰)

流れる水背にして 誰になにを乞うのか?
欠けた刃がさらした
抜き身の 脆さに泣け

それは紛れなく 狼煙に成る焔(ほむら)

運命にまみれて 浅ましく求めて 燃え盛る その様を見せよう
一途さを笑った 愚昧さをかみしめ
這いずろう 無に変わるまで
舞台上は 移ろえども
凛と 凛と ぶれぬものよ
やっと手にしたのは 心の在り処

風は吹き抜けて…

二の足を踏みしめ 目の前を見遣れば
立ち込める雲 失せて消える
ありのまま生き抜け それこそが目映さ
そう君も 屹度 言うだろう

乱れ散る灯火 曼珠沙華を咲かせて 燃え落ちる その様を見てろ
挑むたび 灼かれて 星屑に近づく
この道を塞ぐ者なかれ
剣の舞う 祭囃子
踊れ 踊れ 何処まででも
明日の篝火を
いざ!胸に焚いて 浮世を駆けろ
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