あいつ

ゆうべあいつに 聞いたけど
あれから君は ひとりきり
悪かったのは 僕だけど
君のためだと あきらめた
だからあいつに 言ったんだ
もしも今でも 僕だけを
想ってくれて いるならば
僕に知らせて 欲しいんだ

どんなに君に 逢いたくて
眠れぬ夜も 幾度(いくたび)か
逢いに行(ゆ)けない 今の僕
思い浮かべる 君の顔
あいつもゆうべ 言っていた
悪かったのは お前だと
あいつに言って もらいたい
僕を許すと それだけを

それだけを
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