夢魔を『操』り煉獄の夜を駆る熱狂。その陶酔が時の幽閉を破る。

遙かな時
手繰り寄せる輝き

揺らぐ花陰
頬に打ちつける雨

まぶたの裏に
焼きつく鮮血

振り返る暗がりに
霞みゆく記憶

果たせぬ約束
さまよう

当てのない帰り道
赤い空白い月

夜の扉 叩き尽きて
夢の中

言葉つきて二人
交わらぬ世界

壊れるなら悲しい声
道連れて

漂い辿り着く

死んだふり 生きる意味
救われる今

ためらう憎しみ
癒えてく

戯れる指先の
喜びも知りもない

いのち刻む
鼓動探し
夜の果て

落ちる星 追いかけて
×