1994

生まれた日のこと覚えているよ やけに晴れた金曜日
喧噪の中に吐き出されて 閉じた耳で聴いた

不安を駆り立てるような眼と話しかける表情
感覚はすでに宙を舞って その先まで見ていた

愛や希望 その類い 結局は灰になるもの
賽を振り繰り返す 1994 そこから

瞬間のループ 積みあがっていく
忘れた振りで逃げる
空白が埋まる 思い出してみよう
生まれた日から ここまで

愛や希望 その類い 結局は灰になるもの
賽を振り繰り返す 1994 そこから
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