マフラー

貸してたマフラー 君の香り
一人 冬の夜道にも そばにいるようで
ふと となりを探しそうさ
見知らぬ人 過ぎてゆく街

大事に 思うほどに
簡単に 手にも 触れられない
生きることが 上手くなった
とは とても 言えないね
それでも

愛することが こんな 素敵なことと
わかる 心に明かりが灯る
寒くてもその手を 温めてあげたい
キャンドルのようなこの明かりで
マフラーのように君を包んで

冬の初めの 晴れた日だった
ことさらに陽だまりなど 暖かかった
夜になって 寒がる君に
貸した男物のマフラー

きれいに 畳まれてて
今夜は 君がその両腕で
僕に巻いて くれたのさ
そのまま抱きしめられるように Yeah

愛されたいと こんな 思えるなんて
僕は素直じゃなかったんだね
寒くてもいつでも 温かくなれる
君のことを思っていれば
マフラーのように僕を包んで

強さとか優しさは いつでも見せられる
今 君に 本当の 僕の弱さを全部
聞いてほしい Tonight
Oh 愛しい人よ

愛することが こんな 素敵なことと
わかる 心に明かりが灯る
寒くてもその手を 温めてあげたい
キャンドルのようなこの明かりで
君が灯した このぬくもりで
マフラーのように君を包んで
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