走りすぎたのか遠くまで

おかしな話だが この歳にもなって
眠れない夜がある
天井のふし穴を ながめていると
想いだすのは 昔の風景

父はまだ 元気だといって笑い
母はトントン台所に立ち
そんなあの頃の街 走り過ぎたのか
そう自分に今 問いかけてみる

ここだけの話だが ひさしぶりの電話に
目頭が急に熱くなる
あいつは今も 昔のままで
おまえ元気かと大声で呼び掛ける

夢はまだ すてずにいるか
たどる港は 見えたのか
今も変わらないさ 走り続けるだけさ
そう 時代を走り続けたい

夢はまだ すてずにいるか
たどる港は みえたのか
今も変わらないさ 走り続けるだけさ
そう 時代を走り続けたい
今も変わらないさ 走り続けるだけさ
そう 時代を走り続けたい
そう 時代を走り続けたい
×