花束

君にもらった花とても美しい花を
枯れてしまわぬように長い間

水をあげ続けた写真だって何枚も
それなのに気付けばしおれた花

時が進むこと いつも怯えていたんだ
終わりのチャイムに 少し安心していた

どこへでも行けるはずさ
儚い思い出 空に重ね
変わらない強さよりも
変わっていく勇気を持ちたい

君にあげたいもの喜んでほしいと願って
すべて詰め込んだら重くなった

それぞれが違う 大切なもの抱えて
分かり合うことは 容易くない それでも

想うほど突き放して
愛される覚悟がないままで
ただずっとそばにいたい
そんなことがこれほど難しい

素直になれたら 自分愛せたら

君がずっと抱えていた
寂しさが青空舞い上がる
悲しみの向こう側に
まだ知らない幸せと出会う

どこへでも行けるはずさ
儚い思い出 空に重ね
写真には映りきらない
この記憶が永遠になるよ
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