フォーク

はやる気持ちはそのままでいい
それが安らぎといつか変わってゆく
僕の中にあるフォーク
それで毎日を突き剌して
トマトみたいに食べてしまえばいいさ

流行廃りでくくられる日々
それもあきらめといつか変わってゆく
君の中にあるFAKE
手短なものから指差して
少しわかったふりで叫べばいいさ

ざわついた感情を
平静を装えるずるさを
突き剌してしまえばいい
その中に望みがあればいい
いつまでも憧れで
手に入れられないもの
雲行きのせいにして
どこまで行くのだろう

どうしてもっと簡単に
分かりあえない テーブルで
そんなにも簡単に
好きになんてならないで

沈む話はここまででいい
そこに輝ける明日は何も無い
夢の中で会うPEACE
それが現実とあきらめて
瞼の裏で笑っていればいいさ

わずかな愛情と
平静を装える強さを
差し出してあげればいい
その中に嘘が無ければいい
これからも憧れで
手に触れられないもの
風向きのせいにして
どこまで行くのだろう

どうしてそんなに簡単に
分かりあえてしまうのだろう
そんなにも簡単に
嫌いになんてならないで
どうしてもっと簡単に
分かりあえない テーブルで
そんなにも簡単に
さよならなんて言わないで
×