あの頃と同じ空

突然の夕立ちが 音をたて
ゆっくりと移りゆく 季節をせかす
何ひとつ恐れずに 抱き寄せ合った
あの頃と同じ空 さがしてる

一言も交わさずに この気持
伝わってしまうのが 少しさびしい
何もかも投げ捨てて 抱きしめ合った
あの頃と同じ空 さがしてる

背を向けたまま どこか遠くを
見つめている あなたに
手を伸ばしたら 届くこの部屋が
やけに広く感じる

人はなぜ 夕焼けを追いかける時
積み上げた想い出を 手放すのだろう

もう一度 あの雲を追いかけて
あの頃と同じ空 さがしたい
あの頃と同じ空 さがしたい
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