glass

一生一度の願いが叶うのなら
8月の あの眩しい海へ…
あなたと二人 また歩きたい
お揃いのグラス 割ろうとして
何度も手には取ってみるけど
ムダなことと分かってる

私たち あんな風に終わって
運命はきっと 戸惑っているよ
街中に溢れる思い出を
消し去ったら 私も消えちゃうよ

春になれば この町から旅立つけれど
新しいコーヒーマシンと たぶん
あなたがくれた グラスは持ってく
美しいモノほど壊れやすい
永遠という名前の愛が存在しないように

週末のニュースにはあるかな
私にとっての いい知らせが
迷路から まだ抜け出せずいる
季節だけは 次つぎ巡るのに

グラスからの歪んだ景色は
あの夏のよう 陽炎が揺れてる
変わらない海に来たはずなのに
たったひとつ欠けてるの あなたが
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