西郷隆盛

右も左も まとめて入れる
胸の深さに 竜馬も惚れた
薩摩隼人の 西郷(せご)どんは
燃えて火を吐く 桜島
国の為なら 死ぬという 死ぬという 死ぬという

弱い者にも しあわせがくる
それが維新の 精神(こころ)じゃないか
行けよ若者 絆(きずな)を断(た)って
流す血潮を 吸って咲く
花は霧島 山つつじ 山つつじ 山つつじ

雨がふるふる 男の雨が
太(ふと)か目(め)ン玉(たま) あふれて落ちる
江戸を救うた 大南州が
負けて身を切る 城山の
春にゃ小鳥の 声も無し 声も無し 声も無し
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