Dance

身勝手な妄想の上に
君の服を一枚ずつ剥がして
願ったり叶ったりのシチュエーションの旅

汗ばみながら濡れた宇宙を
手探りで調べたら
くねらす身体に敏感に
踊れ踊れ煩悩のリズムで

Dance my favorite slave
Dance my favorite slave

理性のボタンをひとつずつ
ちょっと焦らして 引き千切った
悲鳴に近いような声だけが
耳もとで何度も繰り返された

「ねえ、もうそろそろ いいんじゃないの?
森をかきわけ飛び込んできてよ」

Dance my favorite slave
Dance my favorite slave

だんだん 潜ってく夢の中へ
もう息も絶え絶え
だんだん 溺れてく夢の奥で
もう声も嗄れ嗄れ

病み上がりの天使のように
熱をおびてフワフワ
座ったり 寝転んだりで
ポーズをかえてオンステージ

そしてポッカリ空いた僕の心を
粘膜で塞いでほしい
くねらす身体に敏感に
踊れ踊れ煩悩のリズムで

だんだん 潜ってく夢の中へ
もう息も嗄れ嗄れ

どんどん 浮かんでく夢の彼方
もうすべてギリギリ
どんどん 昇ってく夢の果てで
もう僕は懲り懲り
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