霧の中

青く伸びすぎた木々のあいまに
コケも眠る道を走る 控えめな灯りの車で

今ついに止んだ雨が残した
ぬかるみを渡り終えれば 約束のほとりになる

ゆるやかに時は流れて 知らぬ間に深く降りてた
霧の中 君を照らすように

もう戻らない日々を浮かべた 水際が少し揺れる
でたらめな歌に合わせて

迷うまま時は流れて 知らぬ間に長く伸びてた
約束を広い集めた 霧の中 二人照らすように

迷うまま時は流れて また
×