モノクローム ドリーム

君がいない街は息絶えた幻 誰もいないも同然だ
亡霊の気分 背負って交差点の端歩く
クラクションの矢が胸を すり抜ける

鮮やかだった日々が ため息でモノクロになる
どうせ これ以上 塗り直せないのなら

せめて 夢の中で 会わせてくれやしないか
今でも 君を 抱きしめたいんだ 延々 延々
せめて夢の中じゃ 悲しい顔はしないで
優しくなくていいから

手と手取って 描いた 色づいた世界は
今となっては粉々 灰のようさ

隣り合っていたかった 背中合わせだって良かった
きっと これ以上 追いかけやしないから

せめて 夢の中で 会わせてくれやしないか
少しも 君を消し去れないんだ 全然 全然
せめて夢の中じゃ 悲しい顔で見ないで
苦しくなってくるから

せめて夢の中で 会わせてくれやしないか
今でも 君を 抱きしめたいんだ 延々 延々
せめて夢の中じゃ 悲しい顔はしないで
優しくなくていいから Oh
振り向かなくていいから
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