After Cloudia

雲の影の下 風と同じ速さで
二人で歩いたつもりでいたのに
踏みしめるたび 時代がずれてゆく
自分の影が浮かび

目を逸らし息を止めて

影が伸びてゆく 傷が遠ざかる
ようでいて次第に大きくなってた
背を向けていた太陽の真下へ
行けば全て隠せる

信じてる会える事を
ずっと願い続けてたけど

夢が覚めるとあなたはいなかった
繰り返した哀しみは募る
傷を隠せばあなたも消えてゆく
光の下で

時は透明な願いだけを抱きしめて
空の涙は届かない
せめて触れさせて

夢が覚めるとあなたはいなかった
繰り返した哀しみは募る
傷を隠せばあなたも消えてゆく
光の中へ

あの日手を振るあなたの夢を見た
掴みかけたその腕は今も
遠く果てしない空へ消えてゆく
虹を残して

あなたがいたあの日を
想う度に苦しい
×