あなた雪になったのね

雨音が止んで 気がつけば雪が
覗き込むように 窓際に積もる
幸せな時は 足早に過ぎて
想い出の人 偲んだりするの

呼んで 呼んで 呼んで 私を呼んで
冬空に 叫んでも 届かない
触れたいと願う 指先で消える
あなた…雪になったのね

こんな日は一人 ワインでも開けて
あの人の好きな 流行り歌聴くの
繰り返す冬に 悲しみを重ね
ぬくもりを求め 頬伝う涙

抱いて 抱いて 抱いて も一度抱いて
胸焦がす 寂しさの 残り火よ
触れたいと願う 指先で消える
あなた…雪になったのね

抱いて 抱いて 抱いて も一度抱いて
狂おしく 燃え上がる この心
触れたいと願う 指先で消える
あなた…雪になったのね
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