太陽のかけら

川面に浮ぶ なつかしい 愛の日
ちぎりかわした 山小屋の窓辺
面影たどれば 山路ははてもなく
谷間の花さえ 咲きにおう春に
しあわせ求めて さまようわが恋

川面に浪立ち 消えゆくまぼろし
二人の誓いは かわらぬものを
あの日を呼んでも こだまは声もなく
氷の岩肌 こぼれ日も薄く
北国の空に かえらぬわが春
かえらぬわが春
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