終焉的メロドラマ

どこまで君は僕を試すの
黒い瞳は何を見るの
そんな言葉 聞きたくもないし
大体そもそも期待してない

ところで今この時間ってなんなの
時計の針は チキチキタクタク チキチキタクタク
数えてみてもラチあかないし
すべてがすべて終わりなら仕方がないでしょう

気にしないで 僕たちは元々他人同士
運命の二人なんて そんなのあるわけないし
泣いて笑って まるでおとぎ話
繋がっていたあの日は真っ白で遠い
なんですれ違うの? 僕らのドラマ
現に現実は小説よりもドラマ
そっと音もなく消えゆく宿命(さだめ)ならば
いっそ悲しい歌になれ 愛の轍

吐き捨てるような台詞はどれも
ガラス細工のフィクションばかり
芝居染みた態度をされても
喧嘩くらいで嫌いになれるわけないでしょう

忘れないで 僕たちはいつも似た者同士
運命の二人だって 弄んだ者同士
愛の出口なんて ただの別れ話
どうあがいてったってあの日は 夢のごとし

一切そんな素振りもない
嘘だろ?夢だろ? 世界が怖い
このままじゃきっとろくに立ち直れやしない 僕を横目に

「ダメだね」って頬をつねって
そこで開き直る君はとても ビューティーフォー!
ほら みるみるうちに愛のどうのこうの迷い込んでゆくの

気にしないで 僕たちは元々他人同士
運命の二人なんて そんなのあるわけないし
泣いて笑って まるでおとぎ話
繋がっていたあの日は真っ白で遠い
なんですれ違うの? 僕らのドラマ
現に現実は小説よりもドラマ
そっと音もなく消えゆく宿命(さだめ)ならば
いっそ悲しい歌になれ 愛の轍
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