別れの泊り崎

海鳴りだけが 絶え間なく
聞こえる町の 淋しさよ
逢えばお前を 泣かせる俺が
恋に惹かれる 恋に惹かれる
泊り崎

とぎれるままに 語り合う
まどべの月の かなしさよ
こころつないで あの海深く
落ちてゆけたら 落ちてゆけたら
よいものを

思い出ひとつ 恋ひとつ
分けあう夜の みじかさよ
明日の別れにゃ あの海鳴りを
どんな思いで どんな思いで
聞くのやら
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