足摺岬

潮風(かぜ)をよけ合い 身をよせて
夫婦海鵜(うみう)が 春を待つ
女一人じゃ 哀しい冬に
あなたどうして 帰ってくれぬ
岩を打つ波しぶき 恋しくてつらいけど
あなた待ちます あなた待ちます 足摺岬

紅(あか)い椿の 咲き匂う
あの日歩いた 岬道
忘れられない 優しい声で
泣いちゃダメだと 叱って欲しい
この恋が命です この愛が支えです
あなた待ちます あなた待ちます 足摺岬

浮き雲よとどけてね この胸に春の夢
あなた待ちます あなた待ちます 足摺岬
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