道しるべ

「強いひとだから」 言われ続けてきた
涙見せるなんて できるはずもなかった

手のひらからこぼれ落ちていった いくつもの哀しみ

言葉に出せない想いを 抱え迷いながら
「いつか届く」願って 探してゆく 明日への旅路を

星も見えないほど 暗闇深くても
胸の奥の灯は 誰にも消せないから

手のひらにひとつだけ残った 輝き離さない

全てを失くしたとしても 握りしめていたい
「希望」という名の光 それが明日の道しるべになる

いつか叶う
どんなときも
最後に残るのは
手のひらの 希望

幾千の夜を重ねて 何度も迷いつつ
終わりのない旅路を 歩き続けてきた
全てを失くしたとしても 握りしめていたい
「希望」という名の光 それが明日の道しるべになる
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