一から

眠っている間に昨日のこと忘れてしまえたら
どれほど楽だろう
明日もまた訪れるいつも通りの生活に
いつの間にか慣れてしまった

忘れたい過去は消えないのに
握りしめた思い出は溢れていく
それを嘆いて 足を止めることもあるけど

新しい朝を迎えて また一からやり直そうとも
あなたが立っているそこは 昨日までに積み重ねた今
悩んだまま間違ったまま 歩き出すことを怖がっていたとしても
大丈夫 そこに立っているのは 今までを生き抜いたあなただ

先に立たないから後悔だ
抱いたのは挑んだって証拠だ
涙の数だけ強くなるなんて
笑えちゃうけどさ
僕らまだまだ一人じゃ胸を張れないくらい弱いけど
もうそれだけじゃないから

新しい朝を迎えて また一から歩き出したこと
あなたが前を向いたこと ちゃんと知ってる僕がいる
悩んだこと間違ったこと 思い出して涙を流す時が来ても
大丈夫 そこに立っているのは これからを生きていくあなただ
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