汝の言霊

大切な此の気持ちを抱きしめて

家に揺れ動く光
映し出すは冴えない笑顔(溜息)
突然の汝(きみ)からの言霊(ことば)は何故だか
そう、胸船(こころ)に溶けてく様で

生まれ落ちた日から 之が我(ぼく)の道だと
唯信じて前だけ見て進んだ

毎日を必死に過ごす中で
痛みや(優しきに)戸惑う事があっても
時折に浮かび上がる汝(きみ)のあの笑顔
頬を擽られる様な
まだ不確かな想いも
天の川(よぞら)にお運びあれ 幾度でも

我(ぼく)達が魅かれ合う事で
生まれ出す不安と希望(わからない)
今までに感じた事の無い感覚
もうっ!どうしたら良いのだろう…

時には唱える言霊(ことば)は いつの間にか棘になって
自分を護るつもりが 自分自身を縛って
誰だって弱くもある 汝(きみ)はどう思うかな 教えて…

毎日を必死に過ごす中で
少しの(失敗に)挫ける事があっても
大丈夫 これからは汝(きみ)のあの言霊(ことば)で
頬を伝う滴も
揺ら揺ら揺れる瞳も
未来にお運びあれ 幾度でも
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