乱反射

あー、想像の果てに君が居た 色づいた花になった
雨の後の葉からこぼれる祈りの滴が綺麗で

夢に見たあの光景をもう一度
済んだ空の下で踊る花

乱反射した光が全て調和して白くした
何も無いこの世界を透き通らしていく
廃屋の中に眠る無色の花
輝き咲き誇るまで

方へ 方へ 方へ
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