あなたの右の 手のひらに
わたしの左を 硝子ごし
重ね合わせて 顔を見つめて
長いホームを 走りだす
愛をたしかめ 明け方までも
語りつくした はずなのに
涙 溢(あふ)れます こころ零(こぼ)れます
ついて行けない ここから先は
最終列車を ああ送る駅

尾灯(ランプ)は赤く 暗(やみ)にきえ
人さえ散りはて いつまでも
泣いて佇(たた)ずみ 濡れたこの目に
熱い面影 やきつける
夜の都会の よごれた色に
そまらないでね お願いよ
想い溢(あふ)れます みれん零(こぼ)れます
わかれ間際の 言葉を信じ
最終列車に ああ祈る恋

愛をたしかめ 明け方までも
語りつくした はずなのに
涙 溢(あふ)れます こころ零(こぼ)れます
ついて行けない ここから先は
最終列車を ああ送る駅
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