言の葉

窓の外に広がってく 淡い虹の朝の雫
君を想えど 遠いかなたに

桜過ぎて緑もゆる 月日はまた通り過ぎる
君のいない日がまた始まる

浮かれ花火の 切ない夏の日
風の便りに 君も一人だと ききました

ほんとうに解りあいたいと願うのに からまってばかりで
さらら言の葉 涙と一緒にあのひとのもとへ

まばゆいほど胸に浮かぶ 君の笑顔やさしい声
そのすべては 今は海の音

願えば願うほど 涙がぽろり
流るるため息 何も見えない 何も聞こえない

素直に好きと想う一途さだけじゃ 足りなくてもどかしい
もっと君のために生きたかった にじんでく言の葉

空の青はくれる いつもと同じように
白い雲を抱いて 星々はこんでくる
一息に飲みほす 今日をきっと終わらせる
響くひびきわたる 澄んだ言の葉

素直に好きと想う一途さだけじゃ 足りなくてもどかしい
もっと君のために生きたかった

ほんとうに解りあいたいと願うのに からまってばかりで
さらら言の葉 涙と一緒にあのひとのもとへ

また声を聞けますか
また話かけてくれますか
そのすべては 今は海の蒼
すのすべてが 今は海の蒼
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