手紙

風よ海のささやきよ
遠く 遠く 届けてくれ
波を越えて あの島へ
ほほえみという名の手紙を

朝の日差しが 草の陰を包むようにそそぐ
何百年も 咲いて枯れて 根付いた花

人は出逢いと別れ重ね
やがて気がつくのでしょう
ほんとの帰る場所 あぁ

風よ海の歌声よ
いつか いつか 届けてくれ
どこか似てる あの人へ
しあわせという名の手紙を

また日が沈み 月が昇り 時は流れ流れ
あいかわらずの やさしい目を していますか?

寄せて返す変わらぬ波が
今はただ愛しくて
ひとりで問いかける さぁ

風よ海のささやきよ
遠く 遠く 届けてくれ
波を越えて あの島へ
ほほえみという名の手紙を

カジグワァー[風よ]
トゥーサンアマンカイ トゥドゥキレー[遠く 届けてくれ]
ホホエミトゥナージキーサン クヌタユイ[ほほえみという名の 手紙を]

自分なりに生きた道を
いつかあなたと 向き合って 話せたら

風よ海のささやきよ
遠く 遠く 届けてくれ
波を越えて あの島へ
ほほえみという名の手紙を

風よ海の歌声よ
いつか いつか 届けてくれ
どこか似てる あの人へ
しあわせという名の手紙を
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