Valentine season

寒空の下で 歩こう 君と手を繋いで
さっき貰った 袋を片手に 手を繋いで 歩こう

切れかけた街灯じゃ 眩し過ぎるから
星空の明かりを求めて 丘の上まで 歩こう

元気にはしゃぐ君が 雪の上に跡を残す
早くおいでよと 買ったばかりのプレゼントを胸に抱きしめて

きっと 僕らにとって 最高の記念日は
カレンダーの日付じゃなく 君と歩いた雪の道
この袋に詰まった 沢山の想いは
甘く切なくちょっぴり苦い 恋の香りのする 最高の贈り物

エアコンの効いた部屋で 君と2人並んで
手作りのケーキとチョコレイト 心も 甘くて

余裕の無い時ほど この甘さや暖かさが
しっかりと僕のネジを巻いて 目の前に道を作り出す

きっと 僕らにとって 人生の半分は
愛する人とそんな歴史を 紡ぎ上げるためにあるんだろう
この袋の中身は 僕だけのものじゃなくて
まるで人生を表してる ほら 涙も愛も 半分こ

そう 甘くて切ない
Valentine season
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