真夜中と真昼の夢

忍び寄る影に
僕は何度も真夜中に目を覚ます
七色の光 写し出すのは
風のない夜の雲

砂を噛むように
君は何度も白昼に夢を見る
道路の向こうで光り出すのは
追う度に逃げる雨

叶うこと
叶わないこと
それよりも大事な何かを

そんな日の募る言葉を
君に宛てて僕は書いている

叶うこと
叶わないこと
それよりも大事な何かを

そんな日の募る言葉を
君に宛てて僕は書いていて
それを君が日々の心に
重ねる時をただ想っている
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