雨が空を捨てる日は

雨が空を捨てる日は
忘れた昔が 戸を叩く
忘れられない やさしさで
車が着いたと 夢を告げる
空は風色 溜息模様
人待ち顔の 店じまい
雨が空を 見限って
あたしの心に のりかえる

雨が空を 捨てる日は
なおしあきらめる 首飾り
ひとつふたつと つなげても
必ずおわりが みあたらない
空は風色 溜息模様
人待ち顔の 店じまい
雨が空を 見限って
あたしの心に 降りしきる

空は風色 溜息模様
人待ち顔の 店じまい
雨が空を 見限って
あたしの心に 降りしきる
×