いつのまにか少女は

いつのまにか青い空がのぞいてる
思いつめた黒い雲は逃げてゆく
君はどこで生まれたの 育ってきたの
君は静かに音もたてずに大人になった

白い膚が光に触れ まぶしそう
髪の色は青い空に浮きたって
燃える夏の太陽は そこまできてる
君は季節が変わるみたいに大人になった

いつのまにか「愛」を使うことを知り
知らず知らず「恋」と遊ぶ人になる
だけど春の短さを誰も知らない
君の笑顔は悲しいくらい大人になった
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