放浪ごころ

おまえを忘れるために 旅する俺じゃないさ
黄昏ゆく山あいの 名もない途中駅
さすらい心が見る夢は ただひとつ
流れる雲は ちぎれても
俺とおまえは 離れやしない
必ず帰るよ おまえが故郷さ

男の背中を見れば 誰でも世捨てびとさ
一人で飲むこの酒は わびしさ増すばかり
さすらい心にともる灯は ただひとつ
どんなに月日は 流れても
あの日の誓いは 変わりはしない
待ってておくれよ おまえが故郷さ

さすらい心が見る夢は ただひとつ
流れる雲は ちぎれても
俺はおまえを 離しはしない
待ってておくれよ おまえが故郷さ
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