あなたの港

夜の浜辺の 舟小屋で
舟べりたたく さざ波が
あなたの声に 聞こえます
港の端の 常夜燈
こころの闇を 照らします
もういちど逢いたくて
想い出の あなたの港に 来ています
泣いて 泣いて 泣いてあきらめられるのは
あなたの肩しかないのです

海にまたたく 漁火が
ローソク岩に 火を灯(とも)す
未練の先に 火を灯す
流れる星を 指差して
あなたは別れ 教えてた
もう二度と出逢えない さよならが
この世にあるとは 信じない
今も 今も 今もあなたが好きだから
あなたの港でいたいから

もういちど逢いたくて
想い出の あなたの港に 来ています
泣いて 泣いて 泣いてあきらめられるのは
あなたの肩しかないのです
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