夢ふたり

愛を重ねて 手を取りながら
歩き続けた しぐれの道を
でこぼこ 泥んこ 北の風
長い日蔭も いつの日か
ふたりにだって 陽は射すものと
空を見上げて ほほえむお前

夢をつないで 露地裏住い
いつの間にやら 今日まで来たわ
時おり 頬うつ 向い風
今は螢火 くらしでも
ふたりでお酒 酔えたらいいと
涙つまらせ ほほえむお前

希望(のぞみ)ひとつに 汗拭きながら
登り続けた しぐれの坂を
みぞれに 木枯し 冬の風
雪も解ければ あたたかい
ふたりに花の 季節は来ると
肩を寄せ合い ほほえむお前
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