サンセットガール

サンジェルマン通りの
アパートの窓を開けて
巻きタバコを吸いながら
「やめたい、肌に悪いから、」って言う
「都合の良い女だったんだ。」って言う君は笑う

ただ見ているだけの僕に

何ができるの
何が欲しいの

「私はこんな顔だけど
メイクがとても上手いんだ
かわいいおっぱい持ってるし
料理だって作れるのにな」

濡れた石畳に
夕日が落ちてゆく

ベッドに座るその君に

何ができるの
何が欲しいの
何をしたいの

サンジェルマン通りの
アパートの窓を開けて
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