熱き心に

北国の旅の空
流れる雲 はるか
時に 人恋しく

くちびるに ふれもせず
別れた女(ひと) いずこ
胸は 焦がれるまま

熱き心に 時よもどれ
なつかしい想い つれてもどれよ

あゝ 春には 花咲く日が
あゝ 夏には 星降る日が
夢を誘う
愛を語る

熱き心に きみを重ね
夜の更けるままに 想いつのらせ

あゝ 秋には 色ずく日が
あゝ 冬には 真白な日が
胸を叩く
歌を歌う 歌を

オーロラの空の下
夢追い人 ひとり
風の姿に似て

熱き心 きみに
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