月とワンルーム

なんとなく 歩み出した 僕たち
ふたりの時間増えてゆき 少し 意識し始め

3カ月 曖昧なまま過して 初めてふたり繋がった
君が好きと気付いた 暗い僕の部屋で

曖昧な愛の合間には 相も変わらず 曖昧な僕ら
目を閉じて 右側に残る 君のぬくもり ひとり思い出すよ

テーブルにこぼれ落ちる ひとりごと
うっすらしゃべるラジオから ふたり好きなあのメロディー

3センチ いつの間にか伸びた髪 ぼんやりかきあげた先に
見えた写真の二人は 青い空の下で

曖昧な愛の合間には 相も変わらず 曖昧な僕ら
息とめて逃さないように 君のぬくもり ひとり思い出すよ

君がくれる あたたかな気持ち全部
言葉にして 伝えられたらな

ひとりの時に強く思う 僕には君がいるという事を
ワンルームの片隅にある 君のぬくもりを今感じたい

曖昧な愛の合間には 相も変わらず 曖昧な僕ら
空に右手を強く伸ばす 消える灯に浮かんだ面影
カーテンの隙間には月の光
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