はなれていても

視線の向こうで あなたが笑っていた
あの時きっとはじまった恋 今もこんなにおぼえている

すれちがっていくだけの そんな二人じゃないはず
どんな街にいたって 見つめつづけている

はなれていても ずっと 会えない夜をこえて
たどりつける気持ちを 胸の奥で信じている
ひとりでいても もっと あなたを愛したい
朝焼けに吹く風に ほほえみかえすように

駅前の広場 時計を見上げながら
無邪気に手をふって近づく恋人たちがあふれだす

あなたが見ていなくても 背筋をのばして歩こう
寂しさよりやさしさ あたためつづけたい

はなれていても ずっと 会えない夜をこえて
昨日までの思いを いつか二人で話したい
つらいときでも そっと 心で愛したい
ダイヤルを押す指が いつもときめくように

どんな街にいたって 見つめつづけている

はなれていても ずっと 会えない夜をこえて
たどりつける気持ちを 胸の奥で信じている
ひとりでいても もっと あなたを愛したい
朝焼けに吹く風に ほほえみかえすように
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