達人の山

花は蒔かれた何万も キミの行く道の上
無き者のように目を閉じて呼びかけた遥かから
愛のような日が怪力で来る

街をまたいで吹きあがる何万の電光は
石くれに住む黄金の沈黙の歌い声
愛のような日を怪力で招く

川沿いに立ち断念の日を焼いて暖を取れ
遥か遠くで達人のキミを呼ぶ琴の音に
愛のような日が怪力で来る
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