無人列車

はじめに わたしを
誘ったのは あなたでした
はじめに わたしを
愛したのも あなたでした

走り出した列車の
行く先さえ確かめず
ただその乗り心地の良さに

自分で運転してたつもりの
花電車 いつのまにか
誰が運転するともつかない
無人列車に乗せられている

これほど 心は
言うことをきかないものですか
これほど 心は
想い出にひかれるものですか

次の駅でおりたい
次の駅でとまるなら
ただこの夢心地のままに

自分で運転してたつもりの
花電車 いつのまにか
誰が運転するともつかない
無人列車に乗せられている

自分で運転してたつもりの
花電車 いつのまにか
誰が運転するともつかない
無人列車に乗せられている

ラララ……
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