萌芽恋唄

そばにいるとき
胸が高鳴るの
とめることも できない
なぜか躍る心

まさか こんなにも簡単に恋におちるとは
われながら 呆れちゃう
萌ゆる頬に

とても近くて
とても遠いひと
こえることのできない
まるで乙女ごころ

奥にしまい込んで
堅く閉じたはずの恋心
揺れながら ほどけてく
崩れてゆく

とび乗った舟が今 あなたへと流れ始める
風が薫る季節に
出会った あのひとよ
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