みれんの酒場

忘れたいから お酒にすがり
飲めばグラスに 浮かぶ顔
たった一つの 女の命
あなたにあげるの 悔いはない
嘘じゃないのさ みれんの酒場

今はどこやら とどかぬ空に
胸の炎が また灯(とも)る
払いのけても 突き放しても
ついて来るのよ 面影が
そっと振り向く みれんの酒場

ひとりぽっちの 暮らしのつらさ
どこに捨てたら 晴れるやら
迷い心が 切ないばかり
今日も来ました 縄のれん
想いたち切る みれんの酒場
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