FREE YOUR SOUL

太陽があふれる朝 夕べまでふさいでいた思いはとけて
あんまり気持ちいい空に 上を向いて歩くことにした
こんなに大きな世界で 一人だけ悲しすぎるなんてことは
こんなにも小さなあたしに 与えられたまぎれもない光

どこかできっと見守る誰かがいる
膝を濡らしている間もずっと

時間はたださびれて 今宵月は流れて
あたたかい歌声が聞こえてきそうだから
まだ明けない夜の星に願いを込めて
ひとり小さく歌いはじめる

遠い夢にふける窓辺に 小鳥がのど鳴らし
思い描く空の中に 詰め込んだ未来
傷つかないように この道を歩くのは
相変わらず退屈なその日暮らし

どこかできっと見守る誰かがいる
膝を抱えている間もずっと

明かりが消える頃に にじんだ街で眠り
迷い込んでしまいそうだったけど
やっぱり空は青く 太陽もあふれてる
あたたかい歌声も聞こえてきそうだから
もうすぐ明ける夜の月に願いを込めて
ひとり小さく歌いはじめる
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