Moonflower

手のひら カップを包んで
消えてく 白い湯気見てる
途切れ途切れの言葉が
無力に空回りしてる 見上げれば
月が照らす きみの横顔を

こぼれる花のように ひらひら落ちてゆくよ
思い切り泣いたなら 何か変わるなら
きっと
それでいいのにね

そのまま 穏やかにいつも
笑っていて欲しい それは
決して 叶わない願いね
届かない想いが 静寂に溶けてく
月が照らす きみの横顔を

折れない花のように 強くなれたらそっと
思い切り抱きしめて どんな痛みからも
きっと
きみを守るのに

涙の花ひとつ 胸に中にこぼれる
思い切り泣いたなら 別の明日が来れば
きっと
どんなにいいの

生命(いのち)の花はなぜ はらはら散り急ぐの
もう少しここにいて いつものきみでいて
きっと
強くなるから

手のひら カップを包んで
消えてく 白い湯気見てた
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